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補聴器と上手につきあう

補聴器と上手につきあう

高齢化が進む今、聞こえが悪くて困っている方が増えています。しかし補聴器が眼鏡のように普及しないのはなぜでしょう。

眼鏡と補聴器は違う

老眼は眼のレンズの厚さが調節できなくなっておこります。神経自体がいたんでいるわけではないので眼鏡をかければすぐ見えます。しかし耳が遠い、聞こえが悪いという「難聴」は音を感じる内耳から脳にかけて神経が傷んだ結果おこりますから、それを補う補聴器も調整が難しくなります。

補聴器は精密機械

補聴器は基本的には、音のボリュームを上げる携帯用の拡声器ですが、微妙な調整をして一人ひとりの患者さんの耳に合わせなければなりません。

補聴器はどこでも手に入るけれど

まずは一度耳鼻科で診てもらいましょう。治療可能な難聴かもしれません。また耳鼻科では信頼できる専門店を紹介してくれます。補聴器技能者のいるお店なら安心です。

補聴器はうるさいだけでダメ?

高音が強く入りすぎていたり、出力制限が調節されていない場合があります。また、イヤホンの形が耳に合っていないこともあります。

補聴器も万能ではありません

補聴器にも苦手な場所があります。騒音の多い屋外、大人数が集まって話をする会議室など。映画館、講演会などのように話し手が遠い場所にいる場合や銀行・役所などの放送・呼び出しも補聴器は苦手です。

会話をする意欲が大事

お年寄りは自分が難聴に気づかないことも多く、テレビの音がやけに大きくなった等で家族が難聴に気づくことも多いようです。聞こえにくいと孤独になりがちです。積極的に会話をする努力をしましょう。

補聴器の練習をしよう

毎日を快適に過ごす、周囲の人たちと会話を楽しむための窓口として、補聴器と上手につきあいましょう。お相手となる方も、ゆっくり、向き合って話すことを心がけてあげましょう。

耳はコミュニケーションの窓口

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