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乳幼児はどうして中耳炎になりやすいの?

乳幼児はどうして中耳炎になりやすいの?

イメージ画像 乳幼児から小学校低学年の子どもさんに中耳炎が起こりやすいのは、鼓膜の奥の中耳という場所は耳管という細い管を介して鼻と喉につながっているのですが、子どもの耳管はまだ発育が未熟で大人と比べて太くて短いので、細菌が耳管を経由して中耳に入りこみ感染を起こすために、風邪の症状が治りかかるころに「耳が痛い」というお子さんが多いのです。特に言葉に出せない赤ちゃんをおもちのお母さんは、頻繁に耳に手をやるしぐさをしたら注意してみて下さい。
 中耳炎は、いきなりなるのではなく、ほとんど風邪の症状の後にきますから、風邪を長びかせないということが予防の一つです。

夜になって「耳が痛い」と言いだしたら?

急性中耳炎のお子さんの多くは、夜になると突然「耳が痛い」とお母さんにすがりつく経験があるようです。どうして昼間いわないのと思ってみても、昼間はお友達と遊ぶことで気がまぎれているのかもしれません。帰宅するころになるとどこの診療所も終わっていますし、夜間診療をしてくれる病院でも内科系と外科系の医師がいて、当直医の専門の病気以外は応急手当てといった具合ですから耳鼻科の専門医を捜すのは容易なことではありません。
 何回かお子さんの中耳炎を経験なさっているお母さんは、痛みの程度や発熱の有無から夜間でもすぐに診察を受けた方がよいのか判断できると思います。
 急性中耳炎の治療は、抗生物質、消炎鎮痛剤の投与が主となりますが、応急手当てとしては、痛みをとってあげることが先決です。抗生物質の効果が出るには2、3日かかります。市販の鎮痛・解熱剤でよいですから、まずあげて下さい。

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